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1円あたりのベトナムドン(VND)為替レートと送金手数料をWise・XE・SBI・Western Union比較

田中健太 • 2026-05-17 • 監修 鈴木 蒼

ベトナムに送金している人なら、一度は「今のレート、本当にベストなのか?」と気になったことがあるはず。実際、WiseやSBIレミット、Western Unionなど選択肢は多いものの、表示されるレートと手数料の内訳はサービスごとにまったく違い、この記事では1円あたり約166.85 VND(2025年3月時点)という基準レートを軸に各サービスの実質コストを比較し、あなたにとって最もお得な送金方法を明確にします。

1円あたりのベトナムドン(ミッドマーケットレート): 約166.85 VND(2025年3月時点) ·
主な送金サービス: Wise、XE、SBIレミット、Western Union ·
推奨される換算方法: オンラインの為替レート比較ツールを利用 ·
隠れたコストの有無: 手数料やスプレッドが存在

クイックスナップショット

1確認済みの事実
2何が不明か
3タイムラインシグナル
4次に何が起こるか

以下の表に各サービスのスナップショット情報をまとめました。

主要サービスのスナップショット情報
ラベル
最新ミッドマーケットレート 1 JPY = 166.85 VND(XE.com(大手為替情報サイト), 2025年3月)
Wiseの手数料目安 10,000円送金で約50円
SBIレミットの最低送金額 1円から可能
Western Unionの平均手数料 送金金額の3~5%

1円は何ベトナムドン?現在の為替レートを確認する方法

日本円をベトナムドンに換える際の基準となるのが「ミッドマーケットレート」です。2025年3月時点では、XE.com(大手為替情報サイト)によると約166.85 VNDで取引されています。しかし、実際に送金する際に適用されるレートは、サービスごとに設定されたスプレッド(差益)によって異なります。

ミッドマーケットレートとは

  • 銀行間取引の平均レートであり、個人がこのレートで両替することは通常できない
  • WiseやGoogleでもリアルタイムレートを確認可能(Wise(認可金融機関))

主要な換算ツールの使い方

  • XE.com: 1 JPY単位でのレート表示が可能(XE.com(大手為替情報サイト))
  • Wise: ミッドマーケットレート基準で送金シミュレーションが可能(Wise(認可金融機関))
  • Google検索: 「JPY to VND」で簡易レートを即座に取得できる

直近ではOFX(国際送金サービス)が1 JPY = 166.60 VND、Revolut(デジタルバンキングサービス)が100 JPY = 17,698 VNDと、各社で微妙に異なるレートを提示しています。この差こそが、送金先で受け取る金額に直結します。この違いを理解すれば、単に「レートが良い」と言われるサービスを選ぶよりも、実質的な受取額を最大化できるでしょう。

要約:Xe.comのミッドマーケットレートは166.85 VNDだが、実際の送金ではサービスごとにレートが異なる。利用者はレート比較ツールで最新情報を確認すべきだ。

円からベトナムドンへの変換方法:オンラインツールの活用

実際に送金する手順はサービスによって異なりますが、基本的な流れは共通しています。各サービスの特徴を押さえることで、初めての方でも迷わず手続きできます。

Wiseを使った変換手順

  1. アカウント登録後、送金金額を入力すると即座に手数料と受取額が表示される(Wise(認可金融機関))
  2. 手数料は送金金額の約0.5%程度と業界最低水準
  3. 送金先の銀行口座に直接振り込まれる

XE.comの使い方

  1. レートチェックのみなら無料、送金時には別途手数料が発生する(XE.com(大手為替情報サイト))
  2. アプリでレートアラートを設定可能
  3. 送金の際はWiseと同様、ミッドマーケットレートに近いレートを提供

SBIレミットのオンライン手続き

  1. 日本在住者向けで、ゆうちょ銀行や郵便局から送金可能
  2. 大手銀行提携で信頼性が高い
  3. 最低送金額が1円からと、少額送金に柔軟に対応

各サービスは無料のレート比較機能を提供していますが、実際の送金時には手数料が加算される点に注意が必要です。例えば、Remitly(国際送金サービス)は新規利用者の初回送金手数料が無料と宣伝していますが、2回目以降は¥300の手数料がかかります。この「初回限定」の仕組みは多くのサービスに共通しており、継続利用時のコストを見極めることが重要です。

Wise・XE・SBIレミット・Western Union:手数料とレートを比較

Wiseは常にミッドマーケットレートを提供し、低手数料で透明性を重視しています。

Wise公式サイト

4つの主要サービス、それぞれに強みと弱みがあります。1万円を送金するケースで比較してみましょう。

各サービスの手数料体系

4サービス、1つのパターン:透明性の高いWiseに対して、Western Unionは店舗によって手数料が大きく変動します。

サービス 手数料(1万円送金時) 為替レート 受取方法
Wise 約50円(0.5%) ミッドマーケットレート 銀行口座
XE 約70~100円(変動) ミッドマーケットレートに近い 銀行口座
SBIレミット 約200円(定額) 独自レート(スプレッドあり) 銀行口座/郵便局
Western Union 約300~500円(3~5%) 独自レート(スプレッド大) 現金/銀行口座

実効レートの計算方法

  • 実効レート = 受取額 ÷ 送金額(手数料込み)
  • 例えば、Wiseで1万円送金した場合:手数料50円を差し引いた9,950円が166.85 VNDで換算され、約1,660,000 VNDを受取可能
  • Western Unionの場合:手数料400円を差し引いた9,600円が、スプレッド込みのレート(例:160 VND)で換算され、約1,536,000 VNDとなる

この単純な計算でも、WiseとWestern Unionでは実に約12.4万VND(約740円)もの差が生じる可能性があります。この差を「レートが悪い」と一刀両断するのではなく、手数料と為替レートの両方を含めた総コストで判断する姿勢が、賢い送金者にとって不可欠です。

ベトナムドンへの送金で最も安いサービスを選ぶには

SBIレミットは日本国内からベトナムへの送金を簡単かつ安く実現します。

SBIレミット

「最安」の定義は送金金額によって変わります。少額ならWise、大口ならSBIレミットが有利になるケースが多いですが、その背景にあるコスト構造を理解しておきましょう。

比較表の見方

5万円、10万円、30万円の3つの送金金額で比較。1つのパターン:少額ほど手数料の比率が大きく影響します。

送金金額 Wise(手数料) SBIレミット(手数料) Western Union(手数料)
5万円 約250円 約200円 約1,500円~2,500円
10万円 約500円 約200円 約3,000円~5,000円
30万円 約1,500円 約200円 約9,000円~15,000円

送金金額による最適サービスの変化

  • 少額(1万円未満):Wiseが最も安い
  • 中額(1~10万円):SBIレミットの定額手数料が有利になる
  • 大口(10万円以上):SBIレミットが圧倒的に安い

隠れたコスト(スプレッド)を必ず確認する習慣をつけましょう。各サービスが表示する「レート」は、しばしばミッドマーケットレートとは異なります。BiyaPay(比較サイト)が指摘する「隠れた手数料なし」のサービスでも、為替レートに上乗せされたスプレッドが含まれているケースがあります。この仕組みを理解せずにレートだけを比べると、「表示レートは良いのに、実際の受取額が少なかった」という落とし穴に陥ります。

なぜ重要か

海外送金における最大のコスト要因は、手数料そのものよりも、為替レートに含まれるスプレッド(差益)です。表示レートだけに惑わされず、送金金額を入力した最終的な受取額を比較することが、賢い選択への第一歩です。

このように、送金金額に応じた最適な選択肢は変わるため、都度比較することが大切です。

為替レート変動の要因と注意点

為替レートは常に変動しています。そのタイミングを見極めるには、為替相場に影響を与える要因を知っておく必要があります。

経済指標とレート変動

  • 日本銀行の金融政策(利上げ・利下げ)は円高・円安に直接影響
  • ベトナムの経済成長率やインフレ率もVNDの価値を左右
  • 地政学的リスク(国際紛争や貿易摩擦)が安全通貨の需要を変化させる

過去5年のデータに基づくと、JPY→VND送金の平均手数料は約740円、中央値は400円と、RemitFinder(送金比較サイト)は分析しています。このデータは、多くの人が手数料に無頓着であることを示唆しています。

送金タイミングの戦略

  • 長期的なトレンドを追うより、月単位の変動を利用する方が現実的
  • 経済指標の発表日(雇用統計や政策金利発表)はレートが大きく動きやすい
  • 複数のサービスのレートアラートを設定し、有利なタイミングで送金する

レートが有利な時に送金するのが理想的ですが、待ちすぎて機会を逃すリスクもあります。送金に緊急性がある場合は、手数料の低いサービスを選ぶことで、多少のレート変動を吸収できます。このバランス感覚が、個人送金において最も実践的な知恵と言えるでしょう。

注意点

ベトナムドン(VND)は日本円ほど流動性が高くない通貨です。そのため、サービスによってはJPY→USD→VNDという二重の為替変換が行われることがあり、その場合、手数料が二重にかかる可能性があります。必ず送金経路を確認してください。

為替レート変動の要因を理解した上で、適切なタイミングでの送金を心がけましょう。

よくある質問と回答

円からベトナムドンへの送金にかかる時間は?

WiseやXEは通常1~3営業日、SBIレミットは2~4営業日、Western Unionは即日~2営業日です。店舗受取の場合は即日可能なケースもあります。

為替レートは1日でどれくらい変動する?

JPY/VNDは比較的安定していますが、経済指標の発表時には1%程度(約1.6 VND)変動することがあります。大きなニュースがあれば3%以上の変動もあり得ます。

ベトナムドンの現金を日本で両替できますか?

国内の主要銀行ではVNDの現金両替を扱っていないことがほとんどです。空港の両替所でもレートが悪く、スプレッドが10%以上になることもあります。原則として、オンライン送金が最も効率的です。

送金時に必要な情報は?

受取人の氏名(パスポート表記と同じ)、受取銀行の口座番号、銀行名、SWIFTコードまたは銀行支店コードが必要です。Western Unionの場合は、受取人の氏名と送金番号のみで現金受取が可能です。

WiseとXEの違いは?

どちらもミッドマーケットレートを基準にしていますが、Wiseは手数料が低く透明性が高いのが強みです。XEはレート情報に特化しており、アプリの利便性が高いですが、送金手数料はWiseよりやや高い傾向があります。

SBIレミットとWestern Union、どちらが安全?

両社とも金融ライセンスを取得しており、安全性に大きな差はありません。ただし、SBIレミットは日本の金融グループ傘下であり、日本在住者にとっては相談やトラブル対応が日本語でできる安心感があります。

大口送金に最適なサービスは?

30万円以上の大口送金では、SBIレミットの定額手数料(約200円)が最もコストパフォーマンスに優れます。ただし、為替レートのスプレッドを確認した上で判断してください。Wiseは金額に比例して手数料が上がるため、大口では不利になります。

日本からベトナムへの送金を考える人にとって、選択肢は明確です。少額から中額の送金ではWise、大口の定期的な送金ではSBIレミットが最も現実的な選択肢です。Western Unionは緊急時の現金受取に限定し、日常的な送金には使わない方が賢明でしょう。どのサービスを選ぶにせよ、送金前に必ず各サービスの最新手数料と実効レートを確認する習慣をつけてください。為替レートと手数料の両方を理解した上で、あなたの送金スタイルに合った最高の一歩を選んでください。


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田中健太

筆者情報

田中健太

佐藤美香は日本の文化と社会に関する記事を執筆しています。彼女は東京に住んでおり、地域のイベントやニュースを追っています。彼女の目標は、読者に日本の多様な側面を伝えることです。